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美容鍼とは
美容鍼(びようしん)とは、鍼灸治療の一つです。
東洋医学では、人間の体には2000か所以上の「ツボ」があると考えられています。
この全身にあるツボを専用の鍼やお灸で刺激することによって、身体の不調を改善したり、健康を増進したりするのが「鍼灸治療」です。
また、その中でもしわ・しみ・たるみ・ほうれい線の改善など美容目的のもののことを「美容鍼(びようしん)」と言います。
美容鍼は一般的に、顔に施術するもののことを指すことが多いです。
顔にハリを刺すと聞くと気になるのが痛みや内出血ですよね。
しかし美容鍼に用いられる鍼は髪の毛ほどの細さ(0.14mm〜0.18mm)なので、ときどき蚊に刺されたときのようにチクッとする程度で、ほとんどの方は痛みを感じていないそうです。
また、ひとりひとりの体質やその日の体調によって痛みの感じ方は異なります。内出血などもほとんどありませんが、人によってはそのリスクもゼロではありません。
もともと中国ではごく一般的だった鍼灸治療ですが、最近では世界的に多くの国で行われており、特に健康意識の高まっているアメリカでは非常に人気になってきています。
美容鍼の主な効能
効能① ほうれい線を目立たなくする
ほうれい線が目立ってしまう人は、お肌への栄養が十分に行き渡っていない可能性があります。
そこで必要なのは、実は「胃腸」へのアプローチです。胃腸の働きが正常でなかったり弱まっていると、栄養の吸収力も低くなり、お肌や表情筋に十分な栄養を送ることができなくなってしまうのです。
美容鍼によって胃腸の働きを整えるツボを刺激すれば、ほうれい線も薄くなっていきます。
また、頬に7つあると言われる「脂肪ポケット」と呼ばれる場所に老廃物が溜まり、重みで頬が垂れ下がっていることもあります。
その場合も鍼で血行を促進し老廃物が流れていくようアプローチすれば、その場で実際にほうれい線が目立たなくなったことを実感できるケースもあります。
効能② しみ、しわ、たるみの解消
しみの代表的な原因は「紫外線」です。紫外線を受けて過剰に生成されたメラニンがうまく代謝されずに肌に沈着することで、しみができてしまうのです。
その場合、鍼で肌の奥(真皮層)へとアプローチして肌の代謝を活発化させ、お肌の細胞の生まれ変わりを促進します。
また、ストレス・疲労・加齢etc…によって表情筋は凝り固まってしまいます。
顔の筋力が落ちてしまうと、広角が下がる、目の下や頬がたるむなどの症状が出てくることがあります。
美容鍼でこれらの筋肉に刺激を与えることで筋力がアップして、若々しく引き締まった顔になります。
一般的に1週間程度は効果が持続するとされていますが、しわ・たるみの度合いや生活習慣により3日ほどの場合もあり、個人差があります。
効能③ 小顔効果
血の巡りが悪くなり、顔の血管の中で老廃物がうまく流れなくなると、むくんだりこったりして顔が大きく見えてしまうことがあります。
また、「エラの張り」が気になる方は特に歯の噛み締めなどの習慣によって、顎の筋肉が凝り固まっている状態になっていることがあります。
そこで、美容鍼で顔の筋肉やツボに直接アプローチすることによって、自然に流れず溜まっている老廃物の排出を促したり顔のこりをほぐし、徐々に血行を改善していきます。
そうすると顔の筋肉が引き締まり、スリムなフェイスラインが期待できるのです。
施術の効果は、血行が悪くならないよう気をつけて生活していれば1週間程度の持続が期待できます。
鍼灸の歴史
歴史① 2000年以上も前の中国で誕生
鍼の元は石器時代の古代中国で発明されました。はじめは石で出来た針が用いられ、主に膿などを破って出すのに使われていたようです。
現在使われる金属の鍼は、金属文明の発達とともに戦国時代頃に作られ始めたといわれています。この鍼が黄河文明で発展した「気」や「経路」などの東洋医学特有の概念と結びついて鍼治療が確立し、漢方薬とともに東洋医学の中心となっていきました。
その後、診断や治療の技術も体系化されていき、これらの集大成である世界最古の医書「黄帝内経(こうていだいけい)」は、すでに紀元前に書かれています。
中国でかなりの広がりをみせた鍼灸はそれから、東アジア各国で地域に対応した発達をしました。日本に伝来したのは6世紀ごろで、特に江戸時代には日本独自にめざましい発達を遂げたことが知られています。
現在の日本において鍼治療を行うことができるのは、医師と国家資格であるはり師の免許を持つ人のみとなっています。
歴史② 東洋にとどまらず世界的に広がる鍼灸治療
日本では、1年間で5〜7%の日本人が鍼灸治療を受けています。また生涯にわたっての受療率は約30%(日本人の約30%が一生のうち一度は鍼灸治療を受けたことがある)となっています。
世界ではどうでしょうか。
1971年のアメリカでは、最初の鍼治療ブームが巻き起こりました。
ニクソン大統領が中国訪問をしたとき、それに同行したニューヨークタイムズ紙の記者が現地で虫垂炎にかかったため鍼麻酔で手術を受け、その体験を記事にしたのです。その結果、鍼治療はアメリカ人のみならず世界的な注目を集めました。
1972年7月12日には、アメリカ初の鍼療法センターがニューヨークでオープンしています。
2010年にはユネスコが、「伝統中国医学としての鍼灸」を無形文化遺産に指定しました。
さらに2018年には、WHO(世界保健機関)( https://www.who.int/traditional-complementary-integrative-medicine/en/)が日本や中国の伝統医療として、鍼灸治療を公式に認定しました。
いまや鍼灸治療は世界的に認められたと言えます。
歴史③ 健康のためだけじゃない、「美容鍼」の広がり
近年では、癒しやアンチエイジングに対する認識が社会全体で高まってきており、いつまでも美しくあり続けるためには、「身体の中から美しくなる」という東洋医学的な考え方が広く一般的となりつつあります。
「健康」と「美」は、もはや切っても切れない関係です。
そのため、従来の鍼灸治療が身体の不調や疾患を改善するために行われていたのに対して、「見た目の美しさ(美容)」のために鍼灸治療を用いるという「美容鍼灸」の考えや技術が、日本だけにとどまらず各国のメディアに取り上げられたことで、急速に普及しはじめたのです。
現在では美容鍼の最先端はアメリカで、マドンナやアンジェリーナジョリーをはじめとする欧米のセレブやアーティスト達の中で最強のアンチエイジングとして人気が沸騰し、そのあおりをうけて日本でも盛んに行われるようになりました。
また最近では男性向けに、「育毛鍼灸」という、発毛を促進させる施術も注目を浴びています。
鍼がなぜ美容効果があるのか?
ではなぜ、肌にただ鍼を刺すだけで美容に効果があるのでしょうか。美容鍼のメカニズムを解説します。
まずは、大きな悩みの一つでもある「シワ」への効果です。
その結果、深いシワが目立ち、ハリの失われたお肌になってしまいます。
そこで、美容鍼を肌に刺します。すると皮膚にできた微細なキズを修復するために、お肌のハリや弾力の源である「繊維芽細胞」という細胞が増殖して、新陳代謝がアップします。それにより、真皮でコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が増産され、シワの目立たないお肌になります。
また、鍼はお肌のリンパや血流を促します。それによりお顔の血流量が増えて、血色の良い艶のある肌になります。
さらにターンオーバー(細胞が生まれ変わるサイクルのこと)を正常化させることで、余分な老廃物が除去されるので、シミやくすみの改善に加えて、大人ニキビやアトピーなどの肌トラブルへの抵抗力も高めてくれます。
必ず”刺す”必要はない!刺さない鍼も美容効果がある!
それでもやはり、自分の顔に針を刺すことに抵抗や、もし内出血を起こしてしまったら…と不安な方も多いと思います。
ここまで書いてきた私も、その気持ちはわかります。
そういった方にオススメなのが「刺さない美容鍼」です。
こちらは「接触鍼」と呼ばれる、肌に触れるだけの鍼を使います。
肌の上からツボをピンポイントで直接刺激することで、筋肉を活性化させたり、血流を改善させて肌の調子を整えるのです。
刺さないといっても専用の鍼を用いるので、通常のマッサージでは届かない筋肉やツボに効率よくアプローチできます。
痛みや内出血がおこるリスクはもちろんゼロです。
また、メリットは鍼を刺さなくて良いだけではありません。
通常の美容鍼は鍼灸院に週に1回程度通う必要があります。その場合、移動時間含めて、約2時間程度かかるではないでしょうか。
セルフケア型の美容鍼では、家事の合間や寝る前などのスキマ時間にセルフケアできます。仕事が忙しい方にも非常にオススメです。
手軽に効果を求める方はセルフケア美容鍼もおすすめ
「小顔になりたいけど、手間をかける時間はない」という人におすすめしたいのが貼るタイプの美容鍼(びようばり)です。
美容鍼はその名のとおり、美容に特化した鍼治療のこと。小顔・美肌効果がある上に即効性が高いことで美容愛好家から注目を集めている美容法です。
本来は国家資格を持った鍼灸師しか施術できませんが、貼る美容鍼なら一般の人でも手軽にセルフケアできちゃいます♪なかでも、とくにおすすめしたいのが『HARIRI(ハリリ)〜セルフケア美容鍼〜』。
『HARIRI(ハリリ)〜セルフケア美容鍼〜』の特長は素材に徹底的にこだわって作られていること。美肌効果のある金の鍼や、温感効果のあるチタンテープを使用していて、貼り心地がとってもいいんです!
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